9月26日・27日の2日間、パシフィコ横浜で開催された「横浜キャンピングカーショー2026」が閉幕した。今回、実際に会場に足を運んできたので、現地で感じたことを交えてレポートする。

過去最多の規模

今回で6回目を迎えた同ショーには、過去最多となる163台が集結。軽キャンピングカーから普段使いも可能なバンコン、定番のキャブコン、豪華なフルコン・バスコンまで幅広いラインナップが揃った。入場料は前売り電子チケット800円、当日は1,000円(紙チケットは1,200円)で、中学生以下は無料。車高2.1mを超えるキャンピングカーで来場する人向けには、みなとみらい公共駐車場内に専用駐車スペース(1台3,000円、先着順)も用意されていた。

会場で見えた変化

会場を実際に見て回ると、キャブコンやハイエース・キャラバンベースのバンコンは相変わらず根強い人気を集めていた。一方で今回特に注目度が高かったのが、デリカ・ステップワゴン・フリードといった普通乗用車ベースのモデルだ。ブースの人だかりを見ても、関心の高さがうかがえた。使い方は人それぞれだが、「普段使いのしやすさ」と「車中泊の快適さ」を両方バランスよく求める人が増えている表れなのかもしれない。臨港パークで同時開催された体験型イベント「RV CAMP CLUB in YOKOHAMA」(事前抽選制、参加費33,000円/台)も、展示だけでなく「体験」に力を入れる今回のショーの特徴を表していた。

ブームの裏付けと残る課題

出展台数が過去最多を更新したこと自体、車中泊・キャンピングカー人気が一時的なブームで終わっていないことを裏付けている。加えて、乗用車ベースのモデルへの注目度が上がっている様子は、以前この記事でも触れた「普段使いと長距離を両立させる乗用車カスタム」の需要拡大と符合する動きと言えそうだ。一方で、来場のハードルとなる駐車場問題(車高制限車両向けの枠が限定的で先着順)は、会場アクセスという実務面での課題として今後も残りそうだ。

実際に会場を歩いてみて、キャブコン・バンコンの安定した人気は変わらないと感じつつ、デリカやステップワゴン、フリードといった普通乗用車ベースの車両に足を止める人が多かったのが印象的だった。本格的なキャンピングカーへの憧れは根強い一方、日常の足として使いながら、たまの車中泊も快適にこなしたいという現実的なニーズが確実に広がっているように見えた。来年もまた見に行きたい。

出典

出典:横浜キャンピングカーショー実行委員会 公式情報/JAF Mate Online/現地取材