車中泊の快適さを左右する装備の中でも、意外と見落とされがちなのが換気扇だ。

まず、本当に必要かを考える

車内は気密性が高く、就寝中の呼気だけでも二酸化炭素濃度が上がりやすいうえ、匂いや結露もこもりやすい。ここで整理しておきたいのは、換気扇の役割は主に「快適さと健康維持」であり、暖房の項で触れた一酸化炭素中毒の対策とは別の話だという点だ。

本格派と手軽な方法

本格的な換気扇を車体に取り付ける方法もあれば、窓に貼るウィンドーネットとUSB扇風機を組み合わせる安価な方法もある。年に数回の利用なら、後者で十分に対応できることが多い。

電源とセットで考える

サーキュレーターや換気扇、空気清浄機などを長時間使うには安定した電源が必要になるため、換気対策はポータブル電源やサブバッテリーの検討とセットで考えられることが多い。

快適さへの投資

換気は「なくても死にはしないが、あるとないとで翌朝の快適さがまるで違う」タイプの装備だ。安全性に直結するFFヒーターや一酸化炭素対策ほど緊急性は高くないが、快適な睡眠という車中泊の満足度に直結する部分ではある。

正直、換気を軽視して後悔したことが何度かある。本格的な換気扇までは不要でも、窓を少し開けられる工夫くらいは、最初からやっておくべきだったと思う。

出典

出典:複数の車中泊・車内換気に関する解説サイト