車中泊を始めると必ず話題に出るのが電源問題だ。ただ、ポータブル電源を買う前に、一度立ち止まって考えるべきことがある。

まず、本当に必要かを考える

ポータブル電源は魅力的だが、大容量モデルになると10kgを超えるものも珍しくなく、決して軽くはない。しかも使い切ったら、結局は自宅に持ち帰って充電する手間がかかる。年に数回のレジャー利用ならこの手間も気にならないが、頻繁に車中泊をする人にとっては、この「持ち運んで、充電して、また積む」というサイクルそのものが負担になってくる。

逆算して考える

だからこそ、スペック表を見る前に「自分は年に何回、どれくらいの電力を、どんな使い方をするのか」を先に決めるべきだ。たまの休憩や旅行程度なら、身軽なポータブル電源で十分に事足りる。

サブバッテリーという選択肢

一方で、車中泊を前提にした車両には、車体側にサブバッテリーシステムを据え付けるという選択肢もある。走行中に自動で充電され、持ち運んで自宅で充電するという手間がそもそも発生しない。初期費用はポータブル電源よりかかるが、頻繁に使うのであれば、長期的にはこちらの方が合理的になる場合もある。

結局は使用頻度次第

ポータブル電源とサブバッテリー、どちらが正解ということではない。年に数回のレジャー用途なら身軽さで選ぶポータブル電源に分があるし、日常的に車中泊をするなら、持ち運びの手間自体をなくすサブバッテリーの方が理にかなう。結局は使用頻度とスタイル次第、という身も蓋もない結論になる。

正直、最初はスペック比較ばかりしていたが、本当に考えるべきは「自分は車中泊でどう過ごしたいのか」だったと思う。買う前に、まず自分の車中泊スタイルを深掘りするのが一番の近道だ。

出典

出典:複数のポータブル電源比較・選び方解説サイト