猛暑日が増える中、夏の車中泊対策として注目されているのがポータブルクーラーとポータブル冷蔵庫だ。ただ、これも「買う前に自分の使い方を考える」余地がある道具だ。
まず、本当に必要かを考える
ポータブルクーラーの冷却能力は、車のエアコンと比べるとおよそ4分の1から10分の1程度しかない。真夏の車内をしっかり冷やしたいなら、実はポータブルクーラー単体では力不足になりやすく、日除け・断熱・換気といった基本対策を先に固めた上での「補助」と位置づけるのが実態に近い。ここを誤解したまま購入すると、期待外れに感じやすい。
冷蔵庫は容量で選ぶ
冷蔵庫は逆に、目的がはっきりしているぶん選びやすい。使用人数で容量を決めればよく、ソロなら10L前後、1〜2人なら20〜30L、長期旅や夫婦なら35L以上が目安になる。
電源をどう確保するか
各メーカーが専用バッテリー内蔵型など、電源確保の手間を減らす工夫を進めている。クーラーと冷蔵庫を1台の電源でまかなう構成にするか、それぞれ独立させるかも、車内のレイアウトを考えるうえで検討材料になる。
順番を間違えない
「暑さ対策=ポータブルクーラーを買う」と短絡的に考えるより、まず窓の断熱・換気の工夫でどこまで対応できるかを試してから、それでも足りない部分をクーラーで補う、という順番の方が結果的に満足度が高くなりやすい。
クーラーは魔法の道具ではない、というのが正直な印象だ。過度な期待をせず、基本の暑さ対策とセットで考えるのがちょうどいい距離感だと思う。
出典(記事の最後に小さく載せる想定)
出典:複数のポータブルクーラー・冷蔵庫比較サイト