断熱への対処には、実は3つの向き合い方がある。自分でやるか、プロに頼むか、最初から備わった車を選ぶか。どれが正解ということではなく、今の自分の状況によって最適解が変わってくる。
すでに車を持っている人にとっての選択:DIYか専門店か
窓の断熱は、水貼りタイプの断熱フィルムを使えば自分で施工できる。糊を使わず霧吹きの水だけで貼れるため、シワや気泡が入ってもやり直しがきき、DIY初心者でも扱いやすい。一方、壁面や天井、タイヤハウス部分の断熱になると話が変わる。アルミ断熱シートと発泡ボードを重ねたり、丸い形状のタイヤハウスには箱を作ってグラスウールを詰めたりと、必要な工程が一気に増える。
ここで選択肢に上がるのが専門店への依頼だ。窓の断熱フィルムはカーフィルム専門店に頼めば、気泡や歪みのない仕上がりが期待できる。費用はDIYより上がるが、「見た目の完成度」と「失敗したくない」を優先するなら理にかなっている。壁面やタイヤハウスのような複雑な断熱工事も、業者に頼めば技術的な失敗リスクを避けられる。
これから車を選ぶ人にとっての選択:完成車という手も
一方、これから車中泊用の車を用意する段階なら、フルサイズのキャンピングカーだけでなく、普段乗りの車をベースにした車中泊仕様車も含めて、断熱があらかじめ組み込まれたモデルを選ぶという手もある。後付けの手間自体が発生しないため、DIYにも専門店探しにも時間を使いたくない人には、これが一番現実的な答えになることも多い。
結局、何で選ぶべきか
どれを選ぶべきかは、結局「今すでに車がある状態でどうにかしたいのか」「これから車を選ぶ段階なのか」で分かれる。前者ならDIYと専門店の間で予算と手間のバランスを取ればいいし、後者なら断熱を後回しにせず、車選びの段階で最初から組み込んでおくのが最も合理的だ。
見た目と軽さのバランス
壁面に化粧板を張るなど見た目を優先した施工は、車重が増えて燃費に影響するため、軽さと快適性のバランスを考える必要がある。この判断は、DIYでも専門店施工でも共通の注意点になる。
おすすめ商品
窓用の断熱フィルムは、糊を使わず霧吹きの水だけで施工できる水貼りタイプの製品が、複数のメディアでDIY初心者向けとして紹介されている。シワや気泡が入ってもやり直しがきくため、費用を抑えつつ失敗のリスクも低い製品として扱われている。
断熱は地味な作業の割に、快適さへの影響が一番大きい部分だと感じている。自分でやるにせよ頼むにせよ、あるいは最初から備わった車を選ぶにせよ、「後回しにしない」ことだけは共通して言えると思う。
出典
出典:Roomie「車中泊DIY 断熱の基本」ほか複数のDIY紹介メディア